DCジャック故障のパソコン修理(LS150/JS6R)

DCジャックが壊れたノートパソコン

DCジャック(差込口)が壊れたNECののノートパソコンの修理を行いました。

DCジャックの故障

写真では判断しにくいですが、DCジャックの中心の芯の部分がグラグラと壊れている状態です。

PC-LS150JS6RのDCジャック

DCジャックが壊れた状態で使い続けると

DCジャック

このDCジャックが壊れている為、ACアダプター(電源コード)をつないでも接触不良の状態で、通電したり通電しなくなったりと不安定な状態です。

データ消失のリスクも

このようなDCジャックが壊れて、通電が不安定な状態で使い続けるとノートパソコンのメイン基板(マザーボード)やハードディスクを故障させてしまい、電源が入らない・データが消えたなどの不具合を併発させるリスクが有ります。

 分解してDCジャックを確認

壊れたDCジャックの状態を確認するため、実際にパソコンを分解してみます。

PC-LS150JS6R分解

壊れたDCジャックの取り外し

この壊れたDCジャックは、本体の右側にジャックがありそこからケーブルでマザーボードにつながっております。

PC-LS150JS6R DCジャック

マザーボード基板から、壊れたDCジャックを外し状態を確認してみます。

DCジャックを外してみたところ、写真の用に中心の芯が壊れた状態です。おそらく衝撃か長年の使用でプラスティック部分が折れてしまったのかと思います。

DCジャックが壊れた状態

この中心の芯の部分を引っ張りだしたところ、写真の用に完全に取れた状態でした。

DCジャックが壊れて取れている

もしこのまま使い続けて、他の端子に接触していたらメイン基板などに連鎖故障を引き起こしてたかもしれません。

早めにDCジャックが壊れたことに気づいて頂き良かったと思います。

入手が難しいDCジャックだった

このDCジャックには突起が付いており、この突起でケースに止まっるようにしています。

上記の用に特殊な形状のDCジャックのため、通常の電気部材店などに売っている突起のないDCジャックでは使用できません。

通常ですと無理やり突起のない汎用DCジャックを取り付けて、ケースに無理やり接着して修理するお店もありますが、耐久性的に疑問があるため当店では同じDCジャックを探すことにします。

DCジャックの工場や代理店などをあたり、全く同じDCジャックの入手を致しました。

今回は代理店より購入するため最小注文数というものがあり、本来1個あれば十分なのですが、必要数以上を一括で購入する必要がありました。。。

DCジャックの交換作業

早速入手したDCジャックと壊れたものと交換します。

DCジャック交換

壊れたDCジャックをケーブルから剥がし、新しいDCジャックに交換します。

また、ケーブルがお互いに接触しないように絶縁処理もしっかりと行います。

DCジャックの突起全く同じDCジャックを入手できたので、DCジャックの突起形状も同じですので、そのままパソコンに取り付けることができます。

DCジャック突起 裏

DCジャックをパソコンに取付

DCジャックを壊れたものから交換できたら、実際にパソコンに装着します。

DCジャック取付

DCジャック修理完了

DCジャックを取付たらマザーボードやパソコンケースを元に戻し、パソコンを組み立てます。

パソコンを組み立て終わったら、DCジャックが通電しているかどうか、充電ができるかどうか確認をします。

PC-LS150JS6R起動

無事に電源が入り、通電・充電ともに問題ありませんでした。

ノートパソコンのDCジャックが壊れたら

ノートパソコンのDCジャックが壊れた、通電しない、グラグラするなど、DCジャックの故障は、秋葉原のパソコン修理イーハンズへご相談ください。

直接、秋葉原の店舗にご来店でも、宅配便利用も可能です。お気軽にお問合せ下さい。

関連ページ:DCジャック修理

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