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BUFFALO 外付けSSD(USB)データ復旧

BUFFALO 外付けSSD(スティック型USB)からデータ復旧を行いました。USBメモリと変わらぬスティックタイプでSSDの1TBを有しているという製品です。データが読み込めなくなり認識しないSSDからデータ復旧を行いました。

スティック型外付けSSDからデータ復旧

PCに接続したままぶつけてしまいUSBコネクタが取れてしまったと宅配便でご相談いただいたお客様です。PC接続中(通電中)に取れた為、基板をショートさせている可能性が高いです。

特にUSB3.0はピン数が多いため少しずれただけでも別の回路に接触してしまうため、基板故障の可能性が高くUSBを付け直すだけでは読み込めない可能性が高いです。

BUFFALO 外付けSSD(USBスティック)

BUFFALOの外付けSSD(USBスティック)の1TBモデルです。見た目はUSBメモリより少しだけ大きめなUSBスティックタイプです。
この外付けSSDの型番はSSD-PUT1.0U3-BKAです。先端のUSBはスライド式で収納できるようになっていますが、使用中にぶつけられたため先端が折れてしまっています。

USBを分解、診断

USB SSDを分解して基板の状況を確認してみます。一見、USBが取れているだけのように見えます。

USBを外付けSSDに付け直してみましたが、通電しているだけで通信ができませんでした。
その為、USB SSD基板上に故障が生じているようです。

USB SSD基板の確認

USB SSD基板を実際に取り出して確認をします

電源回路と電源チップに異常なし

SSD基板を取り出しました。早速表面の通電回路や写真右側の電源チップ(PS6103-29)を確認しましたが特に目視では異常はありません。実際に電気を流し動作なども確認しましたが問題はありませんでした。

データ回路に異常

USB SSD基板の裏面を確認します。写真右側のコントローラーチップには異常が無いようです。このチップが損傷してしまうとかなり時間がかかるため、一安心です。

※USB SSDコントローラーチップ PHISON PS2251-17

調べてみたところ、このコントローラーチップとPCで信号が来ていないようです。コントローラーチップまでの回路上で不良が起きているようです。通信回路を補修してデータが読み込めるように応急処理をしてデータを救出します。

救出したデータを新しいUSBへ保存して、USB SSD復旧が完了です。

USBデータ復旧なら

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参考ページ:USBメモリ復旧

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